こんにちは。ミライです。
2020年5月2日、山梨県で”55例目”となる新型コロナウイルスの感染者が判明しました。
この人物は20代の女性で、自身が陽性であることを知っていながら、高速バスを使って帰省先の山梨県から東京都に戻りました。
あまりにも身勝手な行動がきっかけでネットは炎上状態となり、身元特定などが開始されています。
そんな中、この女性の勤務先(会社)に関する情報も確認されたのです。
一体、この女性はどこの会社に勤務しているのでしょうか?
本記事は、
ネット上に流布されている真偽不明の情報を検証・論評することを主眼としています。
真偽不明の情報については可能な限り情報源を明示(引用)していますが、
出処が確認できなかったものは「ソース不明」と記載しています。
本記事はネット上の噂を肯定するものではないことをご留意頂いた上でご覧ください。
また、
本記事をお読みになる方も先入観や偏見を排して、
公正中立な視点でネット上の噂を考察して頂ければ幸いです。
目次
山梨で55例目:コロナ感染の女性はパティシエ?
山梨県で55例目となった20代の女性ですが、この人物は体調不良を自覚していながら、東京の会社に勤務していたようです。
一体、この女性はどんな仕事をしているのでしょうか?
そこで、職業(仕事)について調べたところ、「爆サイ」では「パティシエ」という情報が確認されたのです。
「職業=パティシエ」説が浮上した理由は、本人とされるTwitterアカウントが爆サイに”リーク”されたからです。
そのTwitterアカウントのツイートを遡ると、「スイーツ科」に在籍していたことが綴られていたのです。
この情報が発端となり、「職業=パティシエ」や「勤務先=ケーキ屋」という情報が拡散されるようになったというわけです。
しかし、爆サイに投稿された問題のTwitterアカウントが、本人のものとであるという確証はありません。
そのため、全く無関係の人間が巻き込まれている可能性があるのです。
リークされたTwitterアカウントが本人のものだと断定できないため、プロフィール写真やツイートの内容は非公表とさせて頂きます。
ご容赦ください。
勤務先はどこ?会社名の特定は?
コロナに感染した20代女性の職業については、「職業=パティシエ」や「勤務先=ケーキ屋」という真偽不明の情報が錯綜しています。
しかし、勤務先の会社に至っては具体的な会社名は挙げられておらず、勤務先は特定されていなかったのです。
ただ、問題の女性は新宿駅のバスターミナルから高速バスを利用しているため、勤務先の会社は新宿近辺だと思われます。
勤務先に関する情報がデマだと確定
真偽不明の情報が飛び交っている中、勤務先に関する情報が「デマ」であることが”確定”しました。
爆サイへのリークがきっかけで、ネット上には「勤務先=マリアージュフレール」という情報が拡散されていました。
しかし、この情報を受けてマリアージュフレールが公式にデマだと否定したのです。
そのため、勤務先以外の情報もデマだと疑った方がいいでしょう。
マリアージュフレールは今回のデマに関して法的措置を示唆しています。
デマの発信者やそれを拡散した人間は刑事・民事上の法的責任を追及される可能性があります。
もし、マリアージュフレールのデマを拡散した方は即刻削除して下さい。
Yahoo!知恵袋で本人が自作自演?
ネット上では20代女性に対する批判の声が殺到しており、擁護する人間は皆無です。
しかし、そんな中で彼女を擁護する人間が現れたのです。
その人物は「Yahoo!知恵袋」に次のような投稿をしていました。
この人物の主張を要約すると以下のようになります。
(1)嗅覚の異常は花粉症にもある
(2)コロナだと思わなかったから会社に出勤した
(3)無症状だから他人に感染させるリスクは低い
(4)コロナに感染した彼女が1番ツライ
(5)だから、この女性を批判するのは間違っている
この投稿を見れば分かる通り、この人物は女性を完全に擁護しています。
しかし、あまりにも世間の論調からかけ離れた考えであるため、一部からは「本人による自作自演」疑惑が指摘されています。
自作自演は辞めたまえ、
もし死人が出たり損害賠償起こされたら、
働いて返済するしかないなどんな仕事をしてでも、
個人がほぼ特定されてるから、
普通の仕事は無理だと思うけど、軽率 悪質な行動をとった報いだねー。
※「Yahoo!知恵袋」より引用
(2020年5月3日投稿)
家族ぐるみで虚偽の説明をしていた
20代の女性は自身が陽性であることを自覚していながら、高速バスを使って東京に戻っていました。
保健所の聞き取り調査に対しては虚偽の申告をしていたものの、通人の”通報”により、虚偽が発覚。
この事実が報じられた途端、ネット上では更なる批判が噴出。
火に油を注ぐ事態となったわけですが、ここに来て更に衝撃の事実が明らかになりました。
実は、虚偽の説明をしていたのは20代女性だけではなく、その家族も含まれていたのです。
山梨県によると2日夜、
報道を見た女性の知人から
バスの発車時刻より後に県内で女性を目撃したという情報が保健所に寄せられたため、
県が女性とその家族に再び確認したところ
虚偽の説明を認め、「2日午前のバスで帰った」
と認めたということだ。
※「ABEMA TIMES」より引用
(2020年5月3日配信)
つまり、この一家は家族ぐるみで隠蔽工作を行っていたことになります。
コロナに感染したことで風評被害や差別を恐れる気持ちは分かります。
しかし、20代女性の取った行動は決して許されるものではありません。
彼女の親も娘のためを思うのであれば、虚偽や隠蔽工作に加担すべきではありませんでした。
嘘をついた理由は「犬が心配だったから」
保健所の聞き取り調査に対して虚偽の申告をした理由について、20代女性は「犬が心配だった」と述べているようです。
女性が虚偽の説明を保健所にしていた。
女性は
「飼っている犬が心配だった」
などと述べているという。
※「毎日新聞」より引用
(2020年5月3日配信)
この説明が更なる炎上を招いており、「犬のせいにするな」という怒りの声が殺到しています。
他者への配慮や想像力がないという点では、安倍総理や岡村隆史さんと通じる部分があります。
【5月5日追記】”本当”の行動履歴が公表される
保健所の聞き取り調査に対して、虚偽の説明をしていたことが発覚した20代女性ですが、”本当”の行動履歴が明らかになりました。
山梨県のHPで公表された行動履歴(立ち寄り先)がこちらです。
上記の通り、この女性は友人自でBBQをした後、「整骨院」と「ゴルフ場」に立ち寄っていたのです。
これは今回の聞き取り調査で”新たに”判明した事実です。
整骨院については濃厚接触者は0人と報告されていますが、ゴルフ場での濃厚接触者については公表されていません。
当然、ゴルフ場には他の一般客もいたことが予想されます。
「ガラケー女」(デマ)と同じ展開になる?
真偽不明の情報は、全て爆サイにリークされたものでした。
誰が言い出したのか分からない「渡辺」という苗字から、「某アイドルと同じ名前」という情報が追加され、それが「渡辺まゆ」という名前を生み出したと思われます。
その後、ネット上では「渡辺まゆ=20代女性本人」という”前提”で証拠探しが行われており、顔写真や勤務先などの情報が拡散される事態に発展しています。
この状況は、「ガラケー女」のデマ事件と全く同じ構図です。
■ガラケー女
あおり運転をした主犯の男は直ちに逮捕されたものの、同乗者であるガラケー女は逮捕されずにいました。
そのため、義憤に駆られたネットユーザーが特定作業を開始。
その結果、全く無関係な女性が「ガラケー女」に仕立て上げられてしまったのです。
無実の罪を着せられた女性は自身のFacebookで無関係であることを主張。
しかし、それでも誹謗中傷のコメントが止むことはありませんでした。
ところが、その女性が無実を訴えた当日に”本物”のガラケー女が逮捕されたことで、”特定”された女性が無関係であることが証明されたのです。
無実の罪を着せられた女性は記者会見を開き、「ガラケー女」のデマを拡散した人物に対して法的措置を宣言。
これにより、この騒動は沈静化したのです。
無関係な女性が”犯人”として”特定”された理由は以下の通りです。
(1)無関係な女性が主犯(男)のインスタをフォローしていた
(2)ガラケー女と同じ服装をしていた
(3)ガラケー女を同じブランドのアクセサリーを身に着けていた
これらの理由からガラケー女だと特定されたわけですが、最初から裏付けを取っていれば、人違いであることは明らかでした。
ところが、大多数のユーザーが無検証・無批判のまま情報を拡散してしまったことで、ガラケー女のデマが発生してしまったというわけです。
今回の20代女性についても、ネット上に流布している情報を裏付けるものは一切ありません。
そのため、ガラケー女の時と同じように、全く無関係な女性が巻き込まれている可能性があるのです。
ネット上では女性の「顔写真」や「勤務先」などに加え、家族の写真や父親の会社に関する情報も出回っています。
もし、これらの情報を拡散してしまった方は削除するようお願い致します。
特に、女性の勤務先や父親の会社に関する情報を拡散した方は注意が必要です。
その情報が事実か否かに関わらず、具体的な会社名を挙げたことで、その企業が風評被害に遭う可能性があります。
もしそうなれば、企業側から法的措置を取られる可能性があります。
また、その企業が倒産(または閉店)に追い込まれれば、巨額の賠償金を請求されることでしょう。
”第二のガラケー女”を防ぐためにも、情報を鵜呑みにするのではなく、その情報源(一次情報)を自分で調べるようにすることが大切です。
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