こんにちは。ミライです。
新型コロナウイルス対策として、「キッチン用エタノール」の有効性が否定される報道がなされました。
これを受けて、キッチン用エタノールを製造するフマキラー社が真っ向から反論し、世間の注目を集めています。
一体、キッチン用エタノールを巡る報道とはどんな内容だったのでしょうか?
フマキラー社が一部報道に猛反論
キッチン用エタノールの有効性が否定された報道に対して、フマキラー社は次のように反論しています。
殺虫剤や家庭用ホームケア用品などを製造するフマキラー社が9日に、
公式HPで同社が製造する「キッチン用エタノール」について、
一部で「コロナウイルスへの効果は科学的に証明されていない」
などと報じられたことに
「決して見過ごすことはできません」
と猛反論した。
フマキラー社は
「『キッチン用エタノール』報道に対する当社見解」
と題した文書を発表。
一部報道で
「キッチン用エタノールは、
アルコール濃度が50%程度のものが多く、
現時点ではコロナウイルスへの効果については科学的に証明されていない」などとされたことに
「当社とは全く異なる見解が表明されました」
とコメント。
これを受け、
同社には多数の問い合わせ、
クレームが殺到しているといい「こういった形で混乱が広がっていることに対し、
強い憤りを感じております」と不快感をにじませた。
同社は
「キッチン用エタノールは、
疾病の予防を目的としたものではありませんが、
少なくとも当社が製造する製品につきましては、
新型コロナウイルスと同じ構造を持つネコ腸コロナウイルスへの不活化試験を外部試験機関にて実施し、
その効果を確認しております」と主張。
「従いまして
『キッチン用エタノールのコロナウイルスへの効果は科学的に証明されていない』
という主張は、
この試験結果とはまったく相入れないものです」と訴えた。
(2020年3月11日配信)
上記の通り、フマキラー社が”外部”に依頼して行った実験結果では、新型コロナウイルスと同じ構造を持つウイルスにも効果を発揮していました。
そのため、キッチン用エタノールがコロナウイルスに対して「効果がない」という事実は存在しないのです。
キッチン用エタノールの効果を完全に否定する報道が行われたため、フマキラー社には数多くのクレームが殺到。
問題の報道が原因で、同社の信用は貶められたことになります。
世間の反応
これはいい反論。
報道の自由はあるだろうが
風評被害は許されない。社員を守るためにも闘ってもらいたい。
昨今の報道、マスコミ、専門家の発言を見ておりますと
あまりにも無責任で混乱を招くものが多い
これは、
法的処置をとってもよいのではないでしょうか?
安直にアルコール濃度80%ではなく50%だから
こういう嘘の流布を流す奴いるね。消防法で貯蔵の規定が有り、
在庫量で濃度40%位に下げて添加物で除菌、除ウイルス性能を保ってる製品も有るからね。みんなアルコールがーと騒いでいるけど、
そこらで売ってる次亜塩素酸0.1%溶液でもコロナ殺せるのにね。昨日テレビで蜂蜜が、バターが良いと言ってたが、
死に物狂いで買い占めているんだろうね今頃。すぐ飛びついて大騒ぎするの、止めませんか?
「コロナに効果ない」の報道はどこ?⇒NHKと判明
新型コロナウイルスに対して、キッチン用エタノールの効果を否定した報道はどこのマスコミが行ったのでしょうか?
そこで、問題の報道について調べたところ、「NHK」であることが判明したのです。
問題の報道がこちらです。
Q:キッチン用エタノールは消毒効果ある?
手洗いに使う消毒液の代わりに
キッチン用のエタノールを使っても消毒の効果はあるのでしょうか。
A:効果の科学的証明はされていません
エタノールはアルコールの一種で、
手や指の消毒に使われる市販の消毒液は濃度が80%程度のものが多くなっています。日本環境感染学会の菅原えりさ理事によりますと、
キッチン用のエタノールは、
濃度が50%ほどのものが多く、
現時点ではコロナウイルスへの効果があるか、
科学的には証明されていないということです。
※「NHK NEWS WEB」より引用
(2020年2月26日配信)
上記の通り、キッチン用エタノールの効果を否定したのは、「日本環境感染学会」の理事を務める「菅原えりさ」氏でした。
フマキラー社が反論する際に言及していた「一部有識者」とは、菅原氏のことだったのです。
ちなみに、NHKはこの記事を掲載する際、フマキラー社の見解を窺うことはしなかったようです。
そのため、問題の報道は極めて公平性に欠けると言えます。
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