こんにちは。ミライです。
今回は、実業家の金子健作さんを取り上げます。

タクシー会社「ロイヤルリムジン」を展開する金子社長ですが、ここに来て従業員600人を解雇したことで世間の注目を集めています。
一体なぜ、600人もの従業員を一斉に解雇したのでしょうか?
ロイヤルリムジンが600人を一斉に解雇へ
ロイヤルリムジンが600人の従業員を一斉に解雇した件について「朝日新聞DIGITAL」は次のように報じています。
東京都内でタクシー事業を営むロイヤルリムジン(江東区)が、
グループ会社を含む5社で約600人いる乗務員全員を解雇する方針であることが8日、分かった。
同社によると、
新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で業績が急激に悪化しており、
政府が緊急事態宣言を出したことで今後も回復が見込めないためという。
担当者によると、
7日から順次、乗務員に解雇を伝えているという。その際、
乗務員には「感染拡大が収束した段階で再雇用する。
希望者は全員受け入れる」と説明したという。
同社は
「休業手当を払うよりも、
解雇して雇用保険の失業手当を受けた方が、
乗務員にとって不利にならないと判断した」と説明している。
(2020年4月8日配信)
上記の通り、一旦は解雇するものの、その後は再雇用を結ぶようです。
金子社長から従業員の送付された解雇通知にも「再会しましょう」と記されています。

安倍総理は2020年4月7日夕方に「緊急事態宣言」を発令し、外出自粛や営業の自粛などを”要請”しました。
しかし、要請こそしたものの補償はないため、当面の生活に困窮する人間が続出する事態となっています。
そんな中、ロイヤルリムジンの金子社長は従業員を解雇して失業手当を受けることが”最良”と判断したのです。
この英断について称賛の声が殺到しています。
世間の反応
同業の者ですが、涙が出ました。
どこまで影響が広がるか、不安でいっぱいです。
頭いいね。
雇用保険払っているから、
失業保険を貰った方が、会社も社員も助かる。
見出しでビックリしたけれども、
政府よりも働く人の事の味方だと思う。誰もが生活をする為に働いて賃金を貰っているのだから、
正直どんなかたちであれ
お金が入れば気持ちは落ち着くと思う。
タイトル見たらぎょっとしたけど、
会社としては良い判断であり、社員も助かる。タクシーの乗務員も感染の恐怖があったと思うし。
600人の解雇を撤回へ
その後の報道により、600人の一斉解雇が撤回されたことが分かりました。
従業員10人が加入する労働組合「日本労働評議会」によりますと、
20日に行われた団体交渉でグループ側が「解雇という意図で考えていなかった。
解雇はしていない」として、
10人全員の解雇撤回が伝えられたということです。
※「日テレNEWS24」より引用
(2020年4月26日配信)
報道によると、解雇に反対した一部の運転手が、解雇の無効を主張して東京地方裁判所に訴えを起こしていました。
これを受けて会社側が一斉解雇を取り止め、雇用を希望する運転手を引き続き雇用する方針を明らかにしたようです。
解雇予告手当とは?
ロイヤルリムジンの解雇が発表されると、ネット上では「解雇予告手当」も大きな話題となっています。
この解雇予告手当とは、事前の通告なしに解雇を告げられた場合、「雇用者は30日以上の平均賃金を支払わなければならない」という規定です。
雇用主は労働者を解雇する場合、
原則として少なくとも30日前に予告するか、
予告しない場合は30日分以上の平均賃金を支払わなければならない、とされています。
※「https://job.yahoo.co.jp」より引用
ロイヤルリムジンの場合も突然の解雇通告であったため、労働者には「解雇予告手当」を受ける資格があります。
金子健作社長の経歴+Facebook
会社および労働者を守るために英断を下した金子社長ですが、彼はどんな人物なのでしょうか?
そこで、金子社長の経歴を調べたところ、以下の情報が確認されました。
1975年生まれ。
1998年
慶応義塾大学 商学部 卒業。
2001年にアイビーアイを設立し不動産事業を、
2008年にロイヤルリムジンを設立しモビリティー事業を始めた。
経営理念には「インフラへの投資による再生」を掲げ、
不動産事業ではリノベーションによる中古住宅の資産価値の再生を、
モビリティー事業ではプレミアムな車両の投入による交通インフラの再生を手掛けている。
※「FASTGROW」より引用
上記の通り、最終学歴は「慶應義塾大学」でした。
出身高校については記載がありませんが、本人のFacebookから「慶應義塾高校」(1994年卒)であることが確認されました。

Facebookには学歴以外の経歴は記載されていませんが、既に結婚しているようです。
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