こんにちは。ミライです。
2020年4月19日、福井県が県内の全世帯を対象にマスクの購入券(チケット)を配布することが報じられ世間の注目を集めています。
一体、マスク券とはどんなチケットなのでしょうか?
また、購入できるマスクとは、どんなものなのでしょうか?
福井県がマスク購入券を配布してマスクを斡旋
福井県が配布するマスク券(チケット)について「福井新聞」は次のように報じています。
新型コロナウイルスの影響でマスクが手に入りづらい状況が続く中、
福井県が県内全世帯に購入券を配布する方針を固めたことが4月18日、分かった。
最寄りのドラッグストア「ゲンキー」に購入券を持参すれば、
50枚入り1箱(税込み2350円)を最大2箱購入できる。販売は24日開始予定で期間は5月10日まで。
県内の世帯数は約28万9千世帯(3月1日時点)。
近く、郵便局を通して各世帯に購入券1枚を発送する。
23日に届き始め、
30日までには全世帯に配布される予定。
県は、
マスクを販売するフジコンコーポレーション(本社鯖江市)など2社の協力を得て
大人用の不織布マスク約30万箱を確保した。
ゲンキーに順次納品され、
県内全17市町の64店舗で24日から販売される予定。
(2020年4月19日配信)
上記の通り、福井県が斡旋したマスクは「ゲンキー」で販売されます。
現在のところ、マスク券は1世帯あたり1枚が配布されます。
このチケット1枚で最大2箱まで購入できるとのことですが、全世帯が2箱購入してしまうと、現在の在庫量では対応できないため、販売量や在庫量を調整する予定とのこと。
ちなみに、福井県から斡旋されたマスクを販売するゲンキーは、自社の利益を上乗せしていないため、”原価”のまま販売されます。
世間の反応
とてもよい方向性だと思います。
今の状況だと、
マスクは「配給制」に近づけるしかなくて、
このようなやり方だと、
一部の方だけでなくて、多くの人に行き渡る。福井県、グッドジョブですね!
この政策のいいところは、
無料じゃないところなんだよな。有料だから支持できるんだ。
杉本知事の実行力も評価に値するが
打診を利益上乗せ無しで受け入れたゲンキーも素晴らしい企業だ!このマスク購入券、
県民住所以外に引き換え用紙は配られないから
県外の人は不正購入できない。
福井だかでの、マスク購入券 頭いい!
要らない人は、欲しい人にあげればいいし、
無い人は買えないから並んでも無駄だし。転売しようにも規制かかってるし!
マスク配るより有難い!
是非首都圏にも…
ゲンキーで販売されるマスクの製造元(販売業者)はどこ?
マスクの購入券を全世帯に配布するという施策は、「フジコンコーポレーション」を含む2社の協力を得て実現しました。
つまり、同社以外にも”もう1社”の協力があったことになります。
一体、もう1社の販売業者はどこなのでしょうか?
そこで、もう1社について調べたところ、下着メーカーである「アイケー」の名前が確認されたのです。
来週から小中学校と高校で授業が再開するのを前に
大野市の企業が自社で臨時で作ったマスク6000枚を子ども達に贈った。マスクを贈ったのは、
大野市で下着などを製造する縫製加工会社のアイケー。
新型コロナウイルスの影響でマスク不足が深刻となるなか、
ここでは17年前(2003年)にSARSが流行した際にマスクをつくったノウハウを生かし
先月中旬から本来の下着の製造を取り止めマスクの製造を始めた。
なお、
アイケーではドラッグストアのゲンキーとオリジナルのマスクを共同開発していて、
来週以降に販売したいとしている。
※「FBC福井放送」より引用
(2020年4月3日配信)
上記の通り、アイケーでは下着の製造を中断してまでマスクの生産に取り掛かっていたのです。
同社はゲンキーとマスクを共同開発しており、マスクの増産に尽力しています。
ただ、アイケーが製造・販売するマスクと、今回の報道で購入できるマスクが同じものなのかは確認が取れませんでした。
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