こんにちは。ミライです。
2020年4月18日、厚生労働省から配布された「布マスク」について、”汚れ”や”異物混入”などの不良品が混ざっていたと各地から報告が相次いでいます。
一体、厚労省が配布した”不良品の布マスク”とは、どんなマスクだったのでしょうか?
目次
厚労省が配布:妊婦向けの布マスクに不良品あり
”汚れ”や”異物混入”が確認された布マスクについて「読売新聞」は次のように報じています。
厚生労働省は18日、
政府が国民に配布を始めた布マスクの一部に、
汚れが付着するなどの不良品が見つかったと発表した。
妊婦向けのものが中心だが、
学校への発送分では虫の混入なども確認されているという。同省は不良品を回収し、交換に応じる方針。
同省によると、
妊婦向けの布マスクは約1000万枚の配布を予定しており、
14日から各自治体に発送を開始。
だが16日以降、
「変色している」
「髪の毛が混入していた」
などの報告が相次いだ。
17日現在、
報告は80市区町村の1901件に上る。介護施設や小中学校、
国内全戸への発送分でも確認されているという。
同省は各自治体に発送前の徹底確認を求め、
メーカーには検品強化などを要請した。担当者は
「不良品を見つけたら居住自治体に連絡してほしい」
としている。
(2020年4月18日配信)
上記の通り、不良品の布マスクは主に”妊婦向け”に配布されたものでした。
しかし、妊婦向け以外に配布された布マスクにも不良品が確認されていることから、製造元のメーカーに問題があると思われます。
一体、このマスクを製造したメーカーはどこなのでしょうか?
世間の反応
素朴に思う。
お金と生地とゴム紐だけ各都道府県に配布して
各都道府県が地元の産業に依頼してマスク作らせたら
もっと動きも早く地域パワーも活用できたのでは?今子供たちは宿題でマスク何枚もすでに作っているぞ。
高齢者もマスク作っては
幼稚園や保育所に寄付している人たち多数いるぞ。非常事態なんだから
地方のこういう力も使えば良いのに。
>「不良品を見つけたら、居住自治体に申し出てほしい」
あまりにも無責任、非常識では?
生命の危険もある新型コロナウイルス蔓延で政府のメイン対策として実施のマスク配布。
民間なら納品時に検品するのが常識。
常識の作業を怠っているのでは?
販売企業ではなく、
生産場所も確認したい。国内産業不況の中、
まさかと思うが
海外で生産されていることはあり得ない。
中国のメーカーが素手+マスク無しでマスクを袋詰めしている映像をネットで見てぞっとしていたが、
日本もそう変わらなかったのか。恐らく今までマスクなどを作っていなかった工場に、
急遽ラインを作って作らせたんだろう。とにかく数を揃えなきゃってことで。
製造元の国内メーカー4社や製造国はどこ?
不良品が数多く確認されている厚労省の布マスクですが、このマスクはどこのメーカーが製造したのでしょうか?
そこで、製造元について調べたところ、「国内のメーカー」であることが分かったのです。
厚労省は、
マスク約50万枚を全国の自治体に発送、
14日から各自治体の窓口で配布を始めていた。マスクは国内メーカー4社から納入されたが、
原因は分かっていない。
※「日本経済新聞」より引用
(2020年4月18日配信)
上記の通り、問題の布マスクは”4社”の国内メーカーによって製造されていました。
ただ、現在の時点で公表されている情報はこれだけであり、メーカーの名前や製造国などは明らかにされていませんでした。
そのため、厚労省が配布したマスクの詳細は不明なのです。
ただ、国内のメーカーが製造したからといって、生産工場が国内にあるとは限りません。
場合によっては、海外で生産された可能性もゼロではないでしょう。
ちなみに、地域によってはメーカーが独自の判断でマスクを自治体に寄付している事例があります。
祝儀袋などを包む袱紗(ふくさ)を製造する大阪府八尾市の大一創芸(だいいちそうげい)が、
布マスク2千枚を市に寄付した。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
袱紗の縫製技術を生かしてマスクを仕立てた。市は妊婦を対象に配布する。
※「朝日新聞DIGITAL」より引用
(2020年4月4日配信)
ただ、大一創芸が製造・寄付したマスクは政府から委託されたものではなく、あくまでも善意によるものです。
そのため、厚労省が配布した布マスクには一切関与していないことに注意が必要です。
厚労省が配布した布マスクについて情報をお持ちの方はコメント欄よりお知らせ下さい。
マスクの一部はミャンマーで製造されていた
厚生労働省が開示した情報により、アベノマスクの製造元が以下の3社であることが判明しました。
(1)興和
(2)伊藤忠商事
(3)マツオカコーポレーション
既に述べた通り、製造元の1社には「興和」が入っています。
しかし、後に判明した事実として、興和はミャンマーの工場にマスクの製造を発注していたのです。
そのため、アベノマスクの一部はミャンマー製ということになるのです。
なぜ、興和がわざわざミャンマーの工場でマスクの製造を行ったのかは不明です。
しかし、ネット上では政府と企業の”癒着”疑惑が指摘されています。
というのも、「日本ミャンマー協会」の最高顧問を務めているのが麻生太郎副総理だからです。
そのため、ネット上では「自分の会社に便宜を図ってもらったのではないか?」という疑惑が浮上しているというわけです。
布マスクの洗い方や問い合わせ先について
政府から配布される布マスクの洗い方は以下を参考にして下さい。
※「https://www.mhlw.go.jp」より引用
布マスクに関する問い合わせ先はこちらです。
1.電話相談窓口の設置について
(1)問い合わせ先 布製マスクの配布に関する電話相談窓口 0120-829-178
(2)相談受付時間 午前9時から午後6時まで(土曜・日曜・祝日も対応)
(2)設置日時 令和2年3月26日(木) 午前9時より
※「https://www.mhlw.go.jp」より引用
不良品が原因で配布停止へ
汚れや異物混入などの不良品が報告されている布マスクですが、原因究明のために配布の一時停止が発表されました。
妊婦向けに配布している布製マスクに汚れの付着などが見つかった問題で、
加藤勝信厚生労働相は21日の閣議後記者会見で、
不良品は143市町村で計7870枚だったと公表した。
厚労省は同日、
自治体側に配布をいったん停止するよう連絡すると明らかにした。
※「KYODO」より引用
(2020年4月21日配信)
現在の時点では製造メーカー4社は公表されていないものの、社名は2020年5月に公開されるようです。
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