こんにちは。ミライです。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府はマスクの確保を重要課題として位置づけています。
しかし、そんな中、国土道交通省が”特定の業者(団体)”に対して、マスクの購入を斡旋していたことが報じられ世間の注目を集めています。
一体、マスクを斡旋していたのは誰なのでしょうか?
国土交通省が所管倉庫団体にマスクの購入を斡旋
国土交通省によるマスク斡旋について「静岡新聞」は次のように報じています。
新型コロナウイルスの感染拡大でマスク不足が続く中、
国土交通省が全国の倉庫関係など所管する業界団体に、
医療機関でも使用可能とみられる使い捨てマスクの販売業者を仲介していることが14日、
静岡県内関係者への取材で分かった。
赤羽一嘉国交相は先に、
タクシーなど公共交通事業者向けのマスク供給を打ち出し、
同省担当者は「類似した取り組み」
と説明。
ただ、
通知を受けた県内関係者は国による購入斡旋(あっせん)行為との見方を示し、「医療現場など、
より必要性の高いところに回すのが先だ」と指摘した。
発信元は「国交省大臣官房参事官(運輸安全防災)付」で、
マスク確保を調整した経済産業省から事業者の紹介を受けたと記されている。
(2020年4月15日配信)
上記の通り、マスクの購入を斡旋していたのは「国交省大臣官房参事官(運輸安全防災)付」でした。
国土交通省の担当者は斡旋の事実を否定していますが、文書が通知された業者は「特にマスクは必要ない」と批判しています。
国土交通省としては「必要な措置」と釈明している一方、業者から「必要ない」と反発されていることから、この施策には疑問が残ります。
世間の反応
供給されている量が医療現場の需要を大幅に下回っている中
購入可能なマスクがあるならばそちらに回していただきたいそして医療現場で供給量が需要を上回り備蓄できたら
ライフライン事業所に備蓄させ
福祉関係や公共サービスを担保してそうじゃないと一般にマスクが回ってこないから
まず集中的に必要事業所に届けて
医療崩壊が起こらないようにして、
中途半端にマスクを民間に流したりすると
この状況がずっと続くよ!
政府のマスクチームが介護の現場をケアしているって言っているけど、
国から配布された布マスクは一人一枚で、
しかも紐が短くて使い物にならない。地方の小さな町の介護施設には発注したマスクや消毒液がまったく納入されていません。
必要としている所がまだまだたくさんあるはず、
しっかり調査して行き渡るようにして下さい。
知人がコロナウイルス患者の受け入れ病院で勤務してますが、
現場の物資不足は深刻な状況になっています。本来ならば
使い捨ての資材を何度も使いまわすのが当たり前になっており、
崩壊寸前になっているそうです。まずは現場へ最優先に供給できるように対策を講じてほしいです。
国交省大臣官房参事官(運輸安全防災)付とは誰?名前は?
マスクの購入を斡旋していた「国交省大臣官房参事官(運輸安全防災)付」とは誰なのでしょうか?
そこで、この部署の責任者を調べたところ、以下の人事名簿が確認されたのです。
※「http://www.bousai.go.jp」より引用
上記の通り、運輸安全防災の担当者として「渡邉元尚」という人物の名前が記載されています。
ただ、この人事は2010年当時のものであるため、現在も同じ人物が在職しているとは限りません。
ちなみに、渡邉元尚氏については素性や経歴が一切明らかにされておらず、顔写真などは得られませんでした。
2017年時点での人事名簿を確認。
その後の調査により、2017年時点で運輸安全防災の担当者が判明しました。
※「https://www.data.jma.go.jp」より引用
上記の通り、2017年当時は「吉田 健」氏という人物が部署の責任者でした。
運輸安全防災は何するところ?
今回のマスク斡旋疑惑で注目を集めている「運輸安全防災」とは何をする部署なのでしょうか?
そこで、国土交通省のHPを調べたところ、以下の情報が掲載されていたのです。
大臣官房
参事官(運輸安全防災)・交通に関する防災の総括
・放射性物質の運搬の安全
※「国土交通省」より引用
上記の通り、運輸安全防災は「交通に関わる安全」を主な任務としており、放射線物質の運搬などに関わっているようです。
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