こんにちは。ミライです。
今回は、高山義浩医師を取り上げます。
「沖縄県立 中部病院」で”感染症医”として勤務する傍ら、厚生労働省の”技術参与”を務めている彼ですが、ここに来て「ダイヤモンド・プリンセス号」の問題で世間の注目を集めています。
というのも、ダイヤモンド・プリンセス号の隔離措置を巡る管理体制の杜撰(ずさん)さを指摘した岩田 健太郎医師に反論したのです。
■岩田 健太郎
一体、高山医師はどんな人物なのでしょうか?
高山義浩医師がFacebookで岩田健太郎に反論
岩田医師は感染症の専門家としてダイヤモンド・プリンセス号に乗船しました。
しかし、船内では隔離措置が十分に行われておらず、「心の底から怖い」と告発していたのです。
また、岩田医師は現場の医療チーム「DMAT」(ディーマット)のトップと衝突しており、最終的には下船させられていました。
この告発に対して、ネット上ではダイヤモンド・プリンセス号の管理体制を批判する声が殺到。
さらに、”現場責任者”である橋本 岳(がく)氏にも批判の声が向けられる事態となりました。
ところが、岩田医師の主張に高山医師がFacebookで反論したのです。
高山医師の反論を以下に抜粋します。
(岩田医師)
>厚労省で働いている某氏から電話がきて「入ってもいいよ」
と、
「やり方を考えましょう」
ということでした。
(高山医師)
これ、私ですね。ただし、
「入ってもいいよ」
とは言ってません。
その権限はないので。
ただ、
「やり方を考えましょう」
とは申し上げました。
そして、
環境感染学会が活動していたので、
そこを通じてなら活動できるかもしれませんとアドバイスしました。
(岩田医師)
>DMATの職員の下で感染対策の専門家ではなく、
DMATの一員としてDMATの仕事をただやるだけだったら入れてあげる。
(高山医師)
これ、私。ただし、
「入れてあげる」
とは言ってません。
その権限はないので。
ただ、
「DMATとして入る以上は、
DMATの活動をしっかりやってください。感染管理のことについて、
最初から指摘するのはやめてください。信頼関係ができたら、
そうしたアドバイスができるようになるでしょう」と申し上げました。
というのも、
現場は乗客の下船に向けたオペレーションの最中であって、
限られた人員で頑張っているところだったからです。そうしたなか、
いきなり指導を始めてしまうと、
岩田先生が煙たがられてしまって、
活動が続けられなくなることを危惧したのです。
上記の通り、高山医師と岩田医師の間に齟齬(そご)が生じたため、今回のトラブルが起きたようです。
高山医師には”権限”がないため、ダイヤモンド・プリンセス号への乗船を許可できる立場にはありませんでした。
つまり、高山医師は「もし岩田医師が乗船できたのであれば…」という”仮定”で話を進めていたというわけです。
しかし、岩田医師はその”仮定”の話を”事実”として解釈し、「乗船を許可された」と勘違いしてしまったのです。
世間の反応
とりあえず岩田先生が乗船して降ろされた経緯を拾ってきたわ。
完全に「現場無視のエリートが組織を潰す」を地でいっててドン引きです。
高いプライドが意味を持たない現場で
自分のワガママを聞いてもえずにいい大人が拗ねただけですね。高山先生のような人こそ称えられるべき現場の人で泣けてくるわ。
高山先生、偉いけど結局感情論。
岩田先生の指摘したことに対して、
何も改善解決がないし、、、岩田先生は困ったちゃんだけど、
船内環境が悪いという事は専門家として的確に言ってるしな
同意。
ただ、岩田先生の告発の前に、
メディアがどれだけ「クルーズ船内での人権無視」等と騒いでいたかを考えると、
スピード重視ではい隔離!とはいかなかった状況かと。危機管理と人権問題を絡め、
人権人権と声高に叫ぶ人を無視できなかった要因を考えなければ。高山先生お疲れ様です。
経歴は?
高山医師の経歴がこちらです。
(1)東京大学 医学部(1995年)
(2)山口大学 医学部(2002年)
(3)長崎大学
(1)佐久総合病院(2004~2008年)
(2)厚生労働省(2008~2010年)
■新型インフルエンザ対策推進本部
■健康局結核感染症課
(3)沖縄県立中部病院(2010~2014年)
(4)厚生労働省(2014~2015年)
■医政局地域医療計画課
(5)沖縄県立中部病院(2020年現在)
(6)厚生労働省(2020年現在)
■技術参与
岩田健太郎がダイヤモンド・プリンセス号の管理体制を批判
岩田医師は、ダイヤモンド・プリンセス号の管理体制を巡り「杜撰」と批判しています。
彼によると、船内は十分な隔離措置が行われておらず、「安全なエリア」と「危険なエリア」の区別が曖昧になっていると告発していました。
岩田医師の告発については以下の記事をご覧ください。
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