こんにちは。ミライです。
今回は、名古屋市 大須にある「万松寺」(ばんしょうじ)の住職を務める大藤元裕さんを取り上げます。
読み方:だいどう げんゆう
新型コロナウイルスによる景気の悪化で内定取り消しを受けた学生を救済すべく、万松寺が臨時の採用活動を開始しました。
これがネットニュースに取り上げられたことで大藤住職に大きな注目が集まっています。
一体、大藤元裕住職とはどんな人物なのでしょうか?
万松寺(大須)が内定取り消しを受けて採用活動を開始
万松寺の採用活動について「朝日新聞DIGITAL」は次のように報じています。
約500年の歴史を持つ名古屋・大須の万松寺は、
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で企業から内定を取り消された学生を対象に採用活動を始めている。3人の採用を予定し、
31日まで募集する。
寺は2019年から新卒採用を見送ってきたが、
新型コロナの影響で学生の内定が取り消されるケースが出ている報道を見て、
住職が臨時採用を決めた。
広報担当者は
「リーマン・ショックの時と同じくらい、
就職氷河期になるのではないか。困っている学生の力になりたい」
と語る。
寺では、
新型コロナの感染拡大を防ぐために4月までの各種イベントを中止し、
訪れる人が激減している。
(2020年3月23日配信)
上記の通り、万松寺も新型コロナウイルスの影響を受けて客足が途絶えていたのです。
自身も苦境に立たされているにも拘わらず、「学生を救いたい」という一心で採用活動を開始しました。
この報道を受けてネット上では大藤住職に対して称賛の声が殺到しています。
世間の反応
僧侶になろうなんて考えに至った時点で
結構マジで悟り開いてる気がする。
坊主の募集は悪くないっすねぇ〜
どんな思惑があるにせよ、
学生からしたら就職先が決まることは嬉しいでしょうね。
住職:大藤元裕の経歴+Facebook
大藤住職のFacebookがこちらです。
ただ、このFacebookでは詳しい経歴などは記載されていませんでした。
そこで、大藤住職の経歴を調べたところ、以下の情報が得られたのです。
1958年、
愛知県・名古屋市生まれ。80年、
愛知学院大学 文学部 宗教学科 卒業。同年、
大本山総持寺へ。
88年、
父・伊藤治雄氏が住職を務める萬松寺に入る。89年、
グッドウィル取締役就任。96年、
S・M・C設立、代表取締役就任。97年、
グッドウィル取締役を退任。02年、
萬松寺責任役員に就任。
※「https://www.weeklybcn.com」より引用
(2004年3月1日掲載)
上記の通り、かつては彼の父親が万松寺の住職を務めていたようです。
息子も僧侶だった
大藤住職のFacebookでは私生活に関する情報は一切記載されていませんでした。
そのため、結婚や家族(妻・子供)の素性は分かりません。
しかし、家族について調べたところ、息子の存在が明らかになりました。
息子さんの名前は「聖祟」(きよたか)さんと言い、父と同じ万松寺の僧侶なのです。
「万松寺で名人戦を開くのが夢だった」。
そう話すのは、
万松寺僧侶の伊藤聖崇(きよたか)さん(26)。
修行先から戻ったばかりの昨年(2017年)10月、
父親の大藤元裕住職(60)に掛け合い、
開催地の公募に手を挙げた。
※「朝日新聞DIGITAL」より引用
(2018年5月28日配信)
息子も僧侶であることから、将来的には万松寺の住職になると思われます。
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